大阪市旭区にある生島歯科医院

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お知らせ

喫煙が及ぼす口腔内のトラブルについて②

大阪市旭区 森小路の皆様こんにちは。生島歯科医院院長の生島です。

前回は喫煙が要因で起こりうる口腔内の問題についてご案内いたしました。
今回は喫煙による歯肉への影響とタバコのヤニ汚れについて、ご案内いたします。

喫煙と歯肉の関係
前回もお伝えしておりますが、タバコの煙の中に含まれる有害物質、特にタール・ニコチン・一酸化炭素は口内環境を悪化させる原因です。習慣による喫煙でこれらの有害物質を常日頃から摂取し続けることで歯の汚れや、歯肉のメラニン色素による黒ずみ、口内炎、口臭などのトラブルを引き起こします。

またタバコの有害物質は血管を収縮させ、血流を悪くし、歯肉に十分な栄養が届かなくなります。その結果、体の免疫力が低下します。歯周病にかかりやすくなるのはこのためです。
有害成分にはさらに歯周病が進行するのを早めたり、炎症組織の範囲を広げたりするなど、歯周病を重症化させる原因にもなります。
また歯肉は慢性的な歯周病が発症した場合、歯肉の内部から黒くなりだします(メラニン色素による黒ずみ)。1日の喫煙本数と喫煙年数が、歯周病の進行度に比例することは判明しており、歯周病を発症した後に治療をしたとしても、以前と変わらず喫煙を続けると、歯周病は慢性化し、どんどん歯肉が黒くなってしまう(メラニン色素による黒ずみ)ということです。

自分は喫煙しなくともご家族に喫煙者がいる場合、受動喫煙による副流煙の影響も問題です。
特に子どもは副流煙のリスクを受けやすく、ご家族の吸う煙の影響で歯肉に黒いメラニン色素が出ることが多くあります。また副流煙は虫歯のリスクになることもあるので、子どもに気づかないうちに影響を与えている可能性も高いです。

喫煙とヤニ汚れの関係
タバコを吸っている方の多くは歯に黄ばみや、黒ずみが多いと思います。
「ヤニ汚れ」とは「タール汚れ」のことで、植物樹脂です。タールは粘り気のある脂のようなもので、この脂のことをヤニと言います。ヤニが喫煙によって歯の表面にこびり付いて蓄積されていくと、なかなか取れない黄ばみや黒ずみの素になります。
黄ばみや黒ずみによる見た目の印象の低下や、ヤニの素であるタールにはざらついて歯石をつきやすくするなど、歯周病を悪化させる悪影響もあるので、喫煙者の方は特に口内環境に気をつけないといけません。

タバコを吸っている人と吸わない人の口腔内の比較イラスト