大阪市旭区にある生島歯科医院

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生島歯科医院

お知らせ

歯科金属アレルギーの臨床像

虫歯治療に一般的に使われている金属にも、金属アレルギーのリスクが存在します。
現在の保険治療による差し歯、ブリッジ、かぶせ物は金属を使用している場合が多く、メタルボンドと呼ばれる自費治療にも土台に金属を使用しているため、アレルギーの方には金属フリーのものが推奨されています。

歯科治療に使用した金属が長い間に口の中に溶け出し、それが体に取り込まれてアレルギー反応を起こしてしまうことが原因です。

金属アレルギーの原因となりやすい主な金属
コバルト、スズ、パラジウム、インジウム、イリジウム、クロム、ニッケル、水銀 など

※歯科医師会雑誌から抜粋
30歳代女性の症例(
主訴:アトピー性皮膚炎)

【初診時】

7歳のときアトピー性皮膚炎を発症。12歳までステロイドを外用し、その後も症状は良好であった。ところが、第一子出産(34歳)後に、アトピー性皮膚炎が再発した。皮膚科で、ステロイド、プロトピックおよび漢方治療を行うも症状は改善しなかった。その後、アレルギー専門医に転医し、アレルギー検査の結果、歯科金属アレルギーが疑われた。

歯科金属アレルギー

初診時

【治療後】
 パッチテストでAu、Pd陽性、リンパ球幼若化試験でPd陽性となり、Au、Pdを含む原因と疑われる口腔内金属を除去した。金属除去6か月後に、症状の改善が認められた。修復処置には、パナビアR、エステニアRを一定期間口腔内に仮着し、症状が悪化しないことを確認した後使用した。
歯科金属アレルギー

パナビア・エステニアで修復・金属除去6か月後

50歳代男性(主訴:掌蹠膿疱症)

【初診時】

33歳のとき掌蹠膿疱症を発症するも、ステロイド外用で症状は軽減していた。ところが53歳のときに、歯科医院で右下臼歯部に金属製のブリッジを装着してから、症状が悪化し、ステロイドを使用するも改善しなかった。そのため、担当の歯科医院が金属アレルギーを疑いをもった。

歯科金属アレルギー

初診時

【治療後】

患者はリンパ球幼若化試験を希望せず、また7月の汗をかく期間であったため、パッチテストの実施も困難であった。問診で、ゴルフ皮手袋で症状が悪化すると訴えており、クロムなどの金属アレルギーであることを疑った。また、歯科で金属製ブリッジ装着後に症状が悪化したことから、口腔内の金属を原因と疑い処置を開始した。金属除去8か月後に、症状の改善が認められた。修復処置にはパナビアR、エステニアRを一定期間口腔内に仮着し、症状が悪化しないことを確認した後使用した。

歯科金属アレルギー

パナビア・エステニアで修復・金属除去8か月後